「子育て」って大変ですよね。でももう一度「自分」を育てるというか、向き合うことができるのが「子育て」だと思います。 父親は仕事に逃避できますが、母親はそうはいきません。毎日、毎日ご苦労様です。頭が下がります。 私自身も子供が生まれ、育っていくのを実際に体験して、子供の存在そのものをすごくありがたく感じています。そして、文句を言いつつも育てているパートナーにも感謝しています。親にならないと分からないこともあるんですね。
ご紹介しているCUBITの「子供の家具」は 小学校に入る前のお子さんに使っていただきたい家具です。 子供はすぐ大きくなるから・・・と場当たり的なモノを探す気持ち、よーくわかります。私もかなり探しました。 私の場合は探して、気に入るモノがなかったので作ってしまいました。 すると周囲の子持ち達に「うちにも作って」と言われ、こういうものをほしがっている方もいるかなぁ、と商品化しました。
この「地味な」デザインがお子さんを引き立ててくれます。(本当です。) この家具が背景となった子どもたちの成長シーンが記憶に残るのなら、作り手としてこんなに嬉しいことはありません。 子供が親に甘えるのをやめて、ひとり遊びをしている時、それはとてもほほえましく、なぜか心癒される景色です。
子供が自分と向き合う時間と空間。
慌ただしい子育ての時間の中でその景色は、お母さんにとっても嬉しいと思います。ちょっと寂しいかな? だからこそ、子供をいとおしく感じられるのではないでしょうか。 お子さんに声をかけて、この椅子に座ってみてもらってください。(多分すぐ立ち上がっちゃうとは思いますが。) そして、お母さん、お父さんにも、その景色の一端を感じていただけたら。 少しずつ、自分の世界を、空間を持ちはじめる子どもたちへの、プレゼントにしていただければと思っています。
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